2022年大刀剣市カタログ掲載商品 刀 無銘 伝長義 (附)朱石目地塗鞘打刀拵 小柄 銘 熊谷義之(花押) 笄 銘 熊谷義之(花押) Katana(Chogi) |
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詳細説明 長義は、一説に、長船真長の後裔と伝え、相伝備前と呼ばれる南北朝の多くの備前鍛冶の中で、兼光と並んで優れた技量を示す刀工である。現存する作刀の年紀は貞和より康歴に及んでいる。作柄は相州伝を強調された「相伝備前」と称される刃文を得意としている。この刀は、小板目肌等が交えり、足・葉がよく入り、鎬寄りに淡く映り風が立ち、刃文は丁子に互の目・腰開きの互の目・尖りごころの刃等が交じるなど長義の特色が示されおり、身幅広く、一段と大鋒の豪壮な体配は迫力が感じられ、加えて鍛えも精良であり、優れた出来映えを見せている。 |
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第52回重要刀剣 NBTHK No,52 Jyuyo Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣指定書 |
NO.K00209 | |||
刃長:66.3cm (2尺1寸8分) 反り:1.6cm 元幅:3.05cm 先幅:2.6cm 元重:0.8cm 先重:0.55cm |
どうぞお問合せください | |||
国:備前国 時代:南北朝時代 |
登録証 | |||
兵庫県 平成10年 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅広く、元先の幅差が殆ど目立たず、大鋒一段と延びる。 鍛:小板目肌総じてつみ、地沸微塵につき、地景細やかに入り、鎬寄りに淡く映り風立つ。 刃文:焼き高く、丁子に互の目・腰開きの互の目・尖りごころの刃・矢筈風の刃など多種の刃が交じり、出入りをみて変化があり、足・葉よく入り、匂主調に小沸つき、砂流し・金筋かかり、随処に湯走りや飛焼交じる。 帽子:焼深く、乱れ込み、先尖りごころに小丸に返る。 彫:表に二筋樋、裏に横手下より棒樋を共に掻き流す。 茎:大磨上、先切り、鑢目勝手下がり。 |
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付属品:朱石目地塗鞘打刀拵・金二重ハバキ |
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