短刀 大和国住月山貞利作(花押) 平成元年二月吉日 (附)黒漆塗鞘合口短刀拵・共箱 Tantou(Gassan-Sadatoshi) |
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詳細説明
月山貞利は人間国宝 月山貞一の三男として生まれる。大阪工業大学建築学科を卒業後、師である父貞一のもと、鍛刀の技を磨く。新作刀展覧会において幾多の特賞を受賞し、昭和50年に無監査に認定され、平成15年には奈良県無形文化財保持者に認定される。作風は月山一門伝統の綾杉伝を得意とし、そのほか相州伝や備前伝があり、刀身彫も得意としている。本作は月山一門伝統の綾杉肌となり、のたれ調の直刃は明るく冴えている。月山貞利の箱書がある共箱と黒漆塗鞘合口短刀拵も附帯する。次期人間国宝候補との呼び声高い、月山貞俊刀匠の技量の高さと出来栄えを示している。 |
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(公財)日本美術刀剣保存協会認定 無監査 |
NO.K00194 | |||
刃長:21.6cm (7寸1分) 反り:なし 元幅:2.1cm 元重:0.5cm |
¥1,300,000円
(税・送料込み) |
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国:奈良県 時代:現代(平成元年作) |
登録証 | |||
奈良県 | ||||
形状:平造、庵棟、身幅厚く、無反りとなる。 鍛:綾杉肌、地沸よくつく。 刃文:のたれ調に直刃を焼き、刃肌に絡んで打ちのでけなど交え、小沸つき、匂口明るく冴える。 帽子:直ぐに小丸に返る。 彫:表裏ともに棒櫃を丸留にする。 茎:生ぶ、先僅に僅かに刃上がり栗尻、鑢目化粧に勝手下がり、目釘孔一。 |
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付属品:共箱(月山貞利箱書有)・黒漆塗鞘合口短刀拵・金色一重ハバキ |
▼附属品