花刀 (刀身銘)梅藤園応需月山造之(貞吉) 天保十五甲辰年十一月吉日 (附)黒檀鞘拵 Hanagatana(Gassan-Sadayoshi) |
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詳細説明
月山貞吉は出羽月山の流れを汲む刀工で、弥八郎と称し、江戸に出て水心子正秀の門人となります。その後、摂津国に住し、大阪月山礎を築きます。本作は「梅藤園応需」とあるように当時の華道家であろう人物からの注文打で、ナタのような姿をした珍品です。片面に独特な模様の彫物の中に注文者銘と作者銘を刻むなど非常に手の込んだ造込みになっている。附帯する拵も幕末らしい黒檀拵で非常に品が良い。 |
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保存刀剣 NBTHK Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 |
NO.K00195 | |||
刃長:22.7cm (7寸4分) 反り:内反り 元幅:2.50cm 元重:0.48cm |
どうぞお問合せ下さい。 | |||
国:摂津国 時代:江戸時代末期 |
登録証 | |||
兵庫県 | ||||
形状:平造、角棟、身幅尋常、刃寄りに反りがつく。 鍛:小板目肌、地沸よくつく。 刃文:大互の目を頭揃え調に焼き、小沸つき、匂口明るく冴える。 帽子:のたれ込みに大丸に返る。 彫:裏に独特な彫物の中に注文者銘と作者銘を刻む。 茎:生ぶ、先栗尻、鑢目化粧に勝手下がり、目釘孔二。 |
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付属品:黒檀鞘拵・金着一重ハバキ |
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▼附属品