刀 水心子正秀 天明七年二月日 Katana(Suishinshi-Masahide) |
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詳細説明 水心子正秀は、寛延三年出羽国(山形県)羽川赤湯で生まれ、下原吉英の門に学び、宅英と銘すといい、のち英国ときり安永三年館林藩秋元家の臣となって、銘を川部儀八郎正秀と改め水心子と号した。作刀は安永末年から文政の中頃までほぼ五十年に及び、初期の天明・寛政・享和の頃は、大阪新刀を理想として助広風の濤瀾乱れあるいは真改風の直刃調の刃文を焼き、稀に一竿子風のものなどがある。この刀は水心子正秀の初期の頃作品で、津田越前守助廣写しの濤瀾刃乱れを焼いている。 |
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K00181 | |||
刃長:66.9cm (2尺2寸9分) 反り:1.2cm 先幅:2.1cm 元幅:2.9cm 元重:0.7cm |
¥3,500,000円 (税・国内送料込) |
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国:武蔵国(江戸-東京都) 時代:江戸時代末期 |
登録証 | |||
兵庫県 昭和26年 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、反り浅くつき、中鋒。 鍛:板目、杢交じり、処々流れ肌交じり、地沸つく。 刃文:大互の目乱れ、やや角ばる小のたれ交じり、足太く入り、匂い深く、沸よくつき、匂口明るく冴える。 帽子:直ぐ小丸に返り、深く焼き下げる。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目化粧鑢に筋違、目釘孔二。 |
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付属品:白鞘・銀着一重ハバキ |
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