刀 備前国住長船貫光 八幡大菩薩 長享三年八月日 主藤原若宮 Katana(Osahune-Tsuramitsu) |
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詳細説明
長船貫光の現存は稀でおそらく経眼するのはこの一振だけである。銘字の切り方は右京亮勝光とほとんど同一なところから何らかの関係があったものと推測される。本作は平肉がよく保たれて手持ちのある堅牢な室町時代中期の打刀の姿に、小板目肌がつんでかねが冴え、直刃基調に小互の目・喰違刃など交え小乱れとなり、匂口の明るく冴え、帽子の焼きもたっぷりである。藤代名刀図鑑・日本刀工辞典 古刀編に所載されている。 |
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NBTHK Tokubetsu Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K00199 | |||
刃長:64.5cm (2尺1寸3分) 反り:2.9cm 元幅:3.05cm 先幅:2.2cm 元重:0.8cm 先重:0.55cm |
¥3,800,000円
(税・送料込み) |
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国:備前国 時代:室町時代後期 |
登録証 | |||
兵庫県 昭和26年 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差目立たず、重ね厚め、反り深く、中鋒。 鍛:小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、かね明るく冴える。 刃文:直刃基調に小互の目、喰違刃など交え小乱れとなり、足・葉よく入る。小沸出来、匂口明るく冴える。 帽子:直ぐ小丸に返る。 彫:表裏棒樋に添樋を角留 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二。 |
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付属品:金一重ハバキ・藤代名刀図鑑コピー |
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