刀 銘 川部儀八郎藤原正秀(花押)(刻印) 文化八年十一月吉日 応中村元忠需作 Katana(Suishinshi-Masahide) |
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詳細説明 水心子正秀は、寛延三年羽州赤湯で生まれ、下原吉英の門に学び、宅英と銘すといい、のち英国ときり安永三年秋元家の家臣となって、銘を川部儀八郎正秀と改め水心子と号した。大慶直胤や細川正義らの優秀な弟子を数多く育てている。作刀は安永末年から文政の中頃までほぼ五十年に及び、初期の天明・寛政・享和の頃は、大阪新刀を理想として助広風の濤瀾乱れあるいは助広風の直刃調の刃文を焼き、稀に一竿子風のものなどがある。晩年には復古論を唱え、自らも実践し、焼刃の浅い備前伝に終始している。 |
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K00156 | |||
刃長:69.9cm (2尺3寸0分5厘) 反り:1.9cm 元幅:3.0cm先幅:1.9cm 元重:0.79cm 先重:0.58cm |
¥3,000,000円
(税・送料込) |
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国:武蔵国(江戸) 時代:江戸時代末期 |
登録証 | |||
大阪府 | ||||
形状:鎬造、庵棟、身幅やや広く、反りつき、中鋒延びる。 鍛:板目肌に杢交り、地沸つく。 刃文:中直刃調に互の目が頭揃えとなり、小足入り、処々に葉交え、匂口締まりごころとなる。 帽子:乱れ込み先小丸に返る。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目化粧鑢に勝手下り、目釘孔一。 |
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白鞘・黒石目地刀拵・金着一重ハバキ |
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