刀 無銘 延寿 (附)金梨子地桐唐草図金蒔絵鞘糸巻太刀拵 鐔 銘 都川斎原宗英 Katana(Enjyu) |
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詳細説明 肥後国延寿は、山城の来国行の外孫と伝える太郎国行を始祖として、鎌倉時代末葉から南北朝期にかけて同国菊池郡隅府の地に大いに繁栄した。その門葉には国吉・国時・国泰・国友・国資・国信・国綱など多くの上手が輩出している。都川斎原宗英は桂氏。永寿門人とも、あるいは宗隣の門人という。この太刀拵の完成度を見る限り、かなりの巧手だったことが伺える。 |
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刀:特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書拵:特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書 |
NO.K00165 | |||
刃長:70.0cm (2尺3寸1分) 反り:2.2cm 元幅:2.43cm 先幅:1.6cm 元重:0.48cm 先重:0.35cm |
参考品 | |||
国:肥後国(熊本県) 時代:鎌倉時代末期 |
登録証 | |||
兵庫県 | ||||
形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差少なく、中鋒。 鍛:小板目つみ、処々少し流れごころとなり、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入り、かね色やや黒みがかり、沸映り立つ。 刃文:中直刃、処々小互の目・小のたれごころ交じる。上半二重刃風となり、匂口やや締まり、小沸出来、少しほつれかかり、匂口沈みごころ。 茎:磨上、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二。 |
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付属品:白鞘・金梨子地太刀拵・金着一重ハバキ |
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