四君子図鐔 銘 夏雄 |
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保存刀装具 NBTHK Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 |
NO.C01140 |
竪長さ:4.92cm 横長さ:3.06cm 耳の厚さ:0.5cm | 参考品 |
時代:明治時代 形状:喰出形・四分一石目地・高彫・金銀色絵・肉彫耳 |
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附属品 桐箱(布団付)・外箱 | |
詳細説 加納夏雄は、文政11年、京都に生まれ、幼くして刀剣商加納治助の養子となり、12歳で金工、奥村庄八のもとに入門し勉強した。14歳の時に大月派の池田孝寿について金工技を学び、寿朗と銘し、後に夏雄と改めた。明治に入ると新貨幣鋳造の原型制作を政府より託され、これにあたり、明治23年には東京美術学校の教授となり、同年に帝室技芸員に選ばれた。本作は、明治金工の巨匠加納夏雄の鐔で四君子図の図柄が描かれた名品である。夏雄の卓越した技量が顕現されている。 |