栃木県有形文化財指定品 田崎 草雲 愛刀 刀 銘 尾内七郎晴雲斎源景国 文久三癸亥年六月吉日足利於学校之造 脇指 銘 晴雲斎源景国 |
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詳細説明 晴雲斎景国は本国、上野国と伝わる。詳細は不明であるが足利学校打が数口現存することから足利学校で作刀の講師を務めていたのではないでしょうか。本作は栃木県有形文化財に指定されている足利学校打の景国である。田崎草雲の注文打と伝えられる。田崎草雲は日本の南画画家で司馬遼太郎の短編「喧嘩草雲」のモデルになった人物である。足利学校打ちの現存する刀は、堀川国広と晴雲斎景国だけで資料的にも貴重で大小の足利学校打ちは本刀のみである。 |
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保存刀剣 NBTHK Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 |
NO.K0103 | |||
刀 刃長:76.2cm (2尺5寸1分) 反り:1.4cm 元幅:3.1cm 先幅:2.1cm 元重:0.7cm脇指 刃長:40.4cm (1尺3寸3分) 反り:0.6cm 元幅:2.9cm 元重:0.7cm |
参考品 |
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国:下野国ー栃木県 時代:江戸時代末期 |
登録証 | |||
栃木県 昭和34年5月8日交付 |
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刀 形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、重ね厚く、反り浅い。 鍛:板目肌に杢交じり、処々柾がかり、地沸つき、肌立つ。 刃文:直刃基調に互の目交え、砂流しかかり、小沸つく。 帽子:のたれ込み、先掃きかけ、小丸に返る。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目化粧鑢に大筋違、目釘孔一脇指 形状:平造、庵棟、身幅尋常、重ね厚く、僅かに反りつく。 鍛:柾目肌、地沸つく。 刃文:直刃基調に互の目交え、砂流しかかり、小沸つく。 帽子:のたれ込み、先掃きかけ、小丸に返る。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目化粧鑢に大筋違、目釘孔一 |
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白鞘(佐藤寒山先生鞘書有)・茶漆大小拵・銅着一重ハバキ |
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