刀 無銘 古青江 (附)茶漆石目地塗蒔絵太刀拵 Katana(Ko-Aoe) |
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詳細説明 備中国は古来より良質な鉄の産地として知られ、青江派の刀工は同国の子位や万寿の地で作刀し、同派の中で平安時代後期から鎌倉時代中期までのものを古青江と総称しています。古青江派は安次を祖として、後鳥羽院番鍛冶として名高い貞次・恒次・次家がおり、他に守利・助次・延次・包次・康次など多くの名工を輩出しています。本作は直刃基調に小互の目・小のたれ・小丁子交え、飛び焼き入るなど古青江の中でも刃中の働きが素晴らしい名品である。 |
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特別保存刀剣 NBTHK TokubetsuHozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K0104 | |||
刃長:69.7cm (2尺3寸) 反り:2.6cm 元幅:2.7cm 先幅:1.9cm 元重:0.7cm |
参考品 |
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国:備中国ー岡山県 時代:平安時代末期~鎌倉時代初期 |
登録証 | |||
東京都 平成7年1月17日交付 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、重ね厚い。 鍛:板目肌に杢交え、地沸つき、沸映り立つ。 刃文:直刃基調に小互の目・小のたれ・小丁子交え、飛び焼き入り、小沸つく。 帽子:乱れ込み、先掃きかけ、小丸に返る。 彫:表裏棒樋を掻き流す。 茎:大磨上、先切、鑢目勝手下がり、目釘孔三 |
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白鞘・茶漆石目地塗蒔絵太刀拵・金着一重ハバキ |
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