脇指 無銘 宮本包則 (附)朱漆塗仕込杖 Wakizashi(Miyamoto-Kanenori) |
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詳細説明 宮本包則は天保元年八月伯耆の国に生まれ、嘉永四年に備前長船横山祐包に入門。有栖川宮の知遇を得て、慶應二年能登守を受領し、明治三十九年四月には帝室技芸員(現在の人間国宝)に任ぜられた名工、大正十五年九十七歳にて没す。 「菅原包則」「宮本能登守包則」「能登守菅原包則」「帝室御刀工」「帝室技芸員菅原包則」などの作銘があり、因幡鳥取、伯耆倉吉、京都(銘は皇都と切る)、東京など、各地の地名を添えたものもがある。 本作は大和古剣を写したものと思われ、大和伝の特徴をよく表した非常に良く出来た一振である。 |
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保存刀剣 NBTHK Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 |
NO.K0106 | |||
刃長:57.9cm (1尺9寸1分) 反り:なし 元幅:2.0cm 元重:0.6cm |
参考品 |
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国:江戸国ー東京都 時代:江戸時代末期~大正 |
登録証 | |||
埼玉県 昭和53年3月16日交付 |
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形状:切先両刃造、庵棟、身幅細く、反りなし。 鍛:柾目肌、地沸つく。 刃文:直刃基調に小互の目交え、砂流しかかり、小沸つく。 帽子:直ぐに小丸に長く返り両刃となる。 茎:生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一 |
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白鞘・
(二点)・銅一重ハバキ ※この朱漆塗仕込杖拵に刀身を入れたまま戸外に持ち出したり、車等に保管しますと法令に触れるおそれがありますので、絶対に行わないで下さい。 |
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