刀 銘 将平作 昭和四十七年二月日 Katana(Huziyasu-Syouhei) |
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詳細説明 藤安将平刀匠は故人間国宝 宮入昭平師に師事、宮入刀匠からは最も目をかけられ、将来を期待されていた弟子の一人である。師亡き後も、愛息・宮入恵氏を預かり、作刀家として立派に育てあげた。現代刀匠による古刀再現の糸口を見出した名工。藤安刀匠の作刀は、中心を見なければ古刀に紛うとまで言われ、刃こぼれをきたさぬ独特の刃の粘りと、折損しない適度な柔軟味を兼ね備えた、実用にもじゅうにぶんに耐えうる美術刀剣。その刀は切れ味に優れ、抜刀家愛好家に絶大な人気を誇っている。某TV番組で抜刀家が鉄パイプを切ったのがこの藤安刀匠の刀である。この刀は、藤安刀匠が作刀承認を貰い、宮入一門として初めて打った記念すべき一振である。 |
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NO.K0098 | |||
刃長:72.0cm (2尺3寸7分)反り:2.1cm 元幅:3.2cm 先幅::2.4cm 元重 :0.7cm |
参考品 |
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国:長野県-福島県 時代:現代 |
登録証 | ||
長野県 昭和47年4月1日 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅広く重ね厚い、大鋒。 鍛:板目に杢交じり、地沸厚くよくつく。 刃文:焼き高く互の目を焼き、足長く入り、小沸つく。 帽子:のたれ込み小丸に返る。 彫:表裏棒櫃を掻き流す。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘一 |
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白鞘・金着一重ハバキ | |||
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