脇指 銘 (菊紋)丹波守吉道(京五代) (附)変わり塗脇指拵 Wakizashi(Tanbakami-Yoshimichi-Kyo-5generation) |
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詳細説明 丹波守吉道(京五代)は三品藤七郎と称し、正徳元年に丹波守を受領している。三品一門は、志津三郎兼氏九代孫と称した、関兼道が室町末期、京へ移住したのが始まりで、兼道の姓が三品であったことから、そう呼ばれています。この一門は一大派閥を形成し、朝廷より菊紋を切る許可を得たのもその一つです。その三品一門にあって、人気実力ともに群を抜いているのが、伊賀守金道、和泉守金道、丹波守吉道、越中守正俊、近江守久道の京五鍛冶です。京丹波は初代から続く名門である。本作は腰元より直ぐに長く焼き出し、その上から焼幅広く、互の目、のたれ交えるなど三品一門も特徴をよく表した一振である。 |
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特別保存刀剣 NBTHK TokubetsuHozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K0105 | |||
刃長:54.55cm (1尺8寸) 反り:2.4cm 元幅:3.0cm 先幅:2.1cm 元重:0.6cm |
参考品 |
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国:山城国ー京都府 時代:江戸時代中期 |
登録証 | |||
東京都 平成6年12月20日交付 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚い。 鍛:板目肌に杢交え、地沸つく。 刃文:腰元より直ぐに長く焼き出し、その上から焼幅広く、互の目、のたれ交え、小沸つく。 帽子:直ぐに小丸に返る。 茎:生ぶ、先入山形、鑢目大筋違、目釘孔一 |
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白鞘・茶漆石目地塗蒔絵太刀拵・銅一重ハバキ(刃側・棟側は金着) |
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