刀 備州長船則光 文明二年二月日 (附)朱漆微塵塗鞘打刀拵 Katana(Osahune-Norimitsu) |
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詳細説明 長船則光の初代は長光の門下と伝え、現に嘉元三年紀の短刀が実在する。銘鑑では、これを初代とし、二代を延文頃、三代が応永で家助の子とし、四代が永享頃、五代が長禄・寛正頃で、以後室町末期までの名跡の継承があったことを記している。しかしながら、一般に室町初期の応永頃までの作例は僅少である。本作の作者は、銘鑑でいう六代に該当する則光と思われる。 |
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刀:特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書拵:保存刀装具 NBTHK Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書 |
NO.K00164 | |||
刃長:71.9cm (2尺3寸7分) 反り:1.8cm 元幅:2.9cm 先幅:2.0cm 元重:0.8cm 先重:0.5cm |
参考品 | |||
国:備前国(岡山県) 時代:室町時代後期 |
登録証 | |||
東京都 | ||||
形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差少なく、中鋒。 鍛:板目肌立ち、地沸つき、地景入り、乱れ映り立つ。 刃文:腰のひらいた互の目に小互の目・小丁子風の刃など交え、足・葉頻りに入り、匂口ややしまりごころに小沸つき、砂流しかかる。 茎:生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、、目釘孔二。 |
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付属品:白鞘・朱漆微塵塗鞘打刀拵・金着二重ハバキ |
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