伊東 巳代治伯爵旧蔵 短刀 銘 備州長船重綱 応永廿七年二月 (附)木目漆塗短刀拵 Tantou(Osahune-Shigetsuna) |
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詳細説明 長船重綱は初代を長義の子または門といい、時代を貞治として、二代を応永としている。この期の長義系統の備前鍛冶研究の上で大いに参考となる一振である。なお本作には伊東 巳代治伯爵直筆の鞘書をした白鞘が附帯している。 |
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K00166 | |||
刃長:22.6cm (7寸4分5厘) 反り:内反り 元幅:1.9cm 元重:0.5cm |
参考品 | |||
国:備前国(岡山県) 時代:室町時代初期 |
登録証 | |||
兵庫県 | ||||
形状:平造、庵棟、身幅尋常、内反り。 鍛:板目肌に杢交じり、肌立ちごころに流れ肌となり、淡く白け映り立つ。 刃文:互の目・のたれ・箱がかる刃など交じえ区辺りで焼き落としとなる。処々砂流しかかる。 茎:生ぶ、先栗尻、鑢目僅かに勝手下がりの痕跡、目釘孔一。 |
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付属品:白鞘(伊東 巳代治伯爵鞘書有) 短刀拵・金着二重ハバキ |
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