刀 花菖蒲 宗勉作 昭和六十三年二月日 Katana(Soh-Tsutomu) |
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詳細説明 宗勉刀匠は、本名を宗勝といい、昭和2年に生まれる。昭和21年、父の宗正光刀匠に師事し、昭和30年より新作名刀展に出品し、文化庁長官賞、薫山賞などを数多くの特賞を受賞し、平成2年に無鑑査の認定を受ける。作風は、左文字・虎徹を範として沸の強く、金筋・砂流しのよく働いた相州伝を得意とし、特に、源清麿写しは有名であり、「清麿の宗勉」と称呼された。晩年には越前守助広の濤欄刃にも挑戦され、平成27年2月24日他界ご逝去されました。本作は、宗勉刀匠が最も得意とした源清麿写しで、互の目乱れとなり、沸が強くつき、金筋、砂流しが盛んに入り、覇気に溢れ、出来が見事である。宗勉刀匠が傑作に一振で「花菖蒲」と号を付けている。平造の刀も珍しく貴重な刀となっている。 |
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無鑑査 Mukansa |
NO.K0082 |
刃長:72.60cm (2尺3寸9分)反り:2.2cm 元幅:3.2cm 元重:0.6cm |
参考品 |
国:福岡県 時代:現代ー平成27年2月24日逝去 |
登録証 |
福岡県 平成元年4月20日発行 |
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形状:平造・庵棟・身幅広く・反りやや深くつき先反りとなる。 鍛:板目肌に杢交え、地沸厚くつき、地景入る。 刃文:互の目に小互の目交え、乱れ刃となり、湯走り風の飛び焼き盛んに交り、金筋、砂流しかかり、荒沸つく。 帽子:乱れ込み、掃きかける。 彫:表裏棒樋を掻き流す。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目筋違、目釘孔一 |
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白鞘・金着二重ハバキ |
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