津田越前守助広 延宝七年二月日 Wakizashi(Sukehiro) |
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詳細説明 津田越前守助広は、寛永14年、摂津国打出村に生まれた。初代そぼろ助広の門に学び、明暦元年、師の歿後二代目を継いでいる。明暦3年、越前守を受領し、寛文7年には大阪城代:青山因幡守宗俊に召し抱えられ、天和2年、46歳で歿している。この延宝七年二月日は助広唯一の国指定重要文化財の年紀と一緒である。本作は助広が最も得意とした直刃で、匂口深く明るく冴えるなど名品である。 |
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
NO.K0115 | |||
刃長:47.4cm(1尺5寸6分) 反り:1.6cm 元幅:3.0cm 先幅:2.2cm 元重:0.8cm |
参考品 |
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国:摂津国ー大阪府 時代:江戸時代中期 |
登録証 | |||
茨城県 平成元年7月25日 |
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形状:鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚い。 鍛:小板目肌細かにつみ、地沸微塵厚くつき、 地景入り、かねよく冴える。 刃文:直刃を焼き、匂口深く明るく冴え、 砂流し・金筋入り、小沸つく。 帽子:直ぐに小丸に返る。 彫:棒樋に添樋を掻き流す。 茎:生ぶ、先入山形、鑢目大筋違に化粧つく、 目釘孔一 |
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白鞘・金着一重ハバキ |
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