刀 肥前国忠吉/刀販売.com

刀 銘 肥前国忠吉
Katana(Tadayoshi(
First generation))
詳細説明
初代忠吉は、橋本新左衛門と称し、肥前鍋島藩の抱え工で、慶長元年藩藩命により一門の宗長と共に京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀、宗長は彫技を学んだ。同三年に帰国し、佐賀城下に住し、藩のもと大いに栄えた。元和十年、再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠広と改めた。寛永九年八月十五日に歿したといわれている。この刀は、通常経眼する初代忠吉の作柄とはやや趣を異にするものであるが、直刃調に処々浅くのたれて互の目が交じり、焼の上に飛焼交え、小足・葉が入り、匂口がしまりごころに小沸がついてややむらとなり、砂流しがかかるなどの出来口は、彼の最初期に見られる作域に相通じるものがある。放胆な風を示した彼の一作風で出来がよく、殊に古色の感じられる地鉄は一段と優れている。年紀はないが、銘振りから鑑て、おそらく慶長十一年頃の作と思われる。
第35回重要刀剣
NBTHK

No,35Jyuyo Paper
日本美術刀剣保存協会
第35回重要刀剣指定書
NO.K00151
刃長:71.65.cm
(2尺3寸6分4厘) 
反り:2.1cm
元幅:2.8cm先幅:2.15cm 元重:0.7cm 先重:0.5cm
どうぞお問い
合わせ下さい
国:肥前国(佐賀県)
時代:江戸時代初期
登録証
長崎県
形状鎬造、庵棟、身幅やや広く、身幅の割に鎬幅広く、鎬高め、やや長寸で、反り深くつき、中鋒延びごころ。
:板目つみ、杢交じり、地沸よくつき、地景細かに入り、沸映り風がある。
刃文:直刃調、処々浅く小さくのたれて小互の目交じり、小足よく入り、葉交じり、匂口しまりごころに小沸つき、ややむらとなり、砂流し・湯走り風の二重刃かかり、飛焼交じり、匂口明るい。

帽子:直ぐごころに一文字風に返り、先掃きかける。
:生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手下り、目釘孔一。
白鞘・金着二重ハバキ

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肥前国忠吉

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肥前国忠吉(初代)

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