商品番号 | NO.K0147 | 価格 | お問い合わせ下さい |
登録証 | 栃木県 |
鑑定書 | 第42回重要刀剣 NBTHK No,42Jyuyo Paper 日本美術刀剣保存協会 第45回重要刀剣指定書 |
国 | 山城国 |
時代 | 鎌倉時代中期〜鎌倉時代末期 |
刃長 | 75.2cm (2尺4寸8分) |
反り | 2.6cm |
元幅 | 2.8cm |
先幅 | 1.75cm |
元重 | 0.8cm |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、輪反りつき、中鋒。 |
鍛 | 小板目肌つみ、地沸よくつき、細かな地景入り、沸映り立つ。 |
刃文 | 直刃、僅かに小互の目ごころ交じり、小沸よくつき、裏刃に沿って淡く二重刃がかかる。 |
帽子 | 直ぐに小丸に返る。 |
茎 | 磨上、先切り、鑢目切り、目釘孔二 |
附属品 | 白鞘・金着二重ハバキ、日本刀 五ケ伝の旅 山城伝編 田野邊 道宏著 所載 |
詳細説明 | 国俊は来国行の子と伝え、銘字に“来”の字を冠しない二字国俊と、「来国俊」と三字銘に切るものとがある。両者は現存する製作年紀のうえから年代的に同人であっても無理はないものの、作風的にはかなりの相違をみせ、同人・別人の両説があって末だに結論に至っていない。二字国俊は在銘作は比較的に少なく、身幅広く猪首峰の堂々たる体配に、備前一文字の作を思わせるような華やかな丁子主張の乱れを焼き、小沸のよくつくものが多い。その中にあっては、本作は異例の穏やかな直刃を焼き、来国俊三字銘の作風に繋がるものがあり、今後、同人説を関する場合には貴重な資料となる。なお、日本刀 五ケ伝の旅 山城伝編 田野邊 道宏著に本刀は掲載されている。 |