商品詳細

薙刀直し脇指 
一 備州吉岡住左衛(以下切)(助光) 
             建武元年六月(以下切)
Naginata-Naoshi-Wakizashi(Yoshioka-Ichimonji-Sukemitsu)

商品番号NO.K00157価格参考品
登録証香川県
鑑定書特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書
備前国
時代鎌倉時代末期
刃長45.5cm (1尺5寸強)
反り1.9cm
元幅2.7cm
元重0.68cm
形状薙刀造、三ツ棟、身幅尋常、反りつく。
板目肌に杢交り、地沸つく。
刃文小互の目、小丁子、小のたれなど交え乱れ、小沸よくつき、棟焼く。
帽子表乱れ込み焼き詰める。裏直ぐに焼き詰める。
薙刀樋
大磨上、先切尻、鑢目不明瞭、目釘孔二。
附属品金着二重ハバキ
詳細説明助光は吉岡一文字を代表する刀工であり、永仁・元応・元亨・嘉暦等がある。この派の刀工を吉岡一文字と称した。吉岡一文字には助義,助茂,助吉など「助」の字を通字とするものが多く,助光は同派の中で最も技量が優れると評価される。「一 備前国吉岡住左近将監紀助光」などと長銘を切り,紀姓で左近将監の官名を名乗ったことが知られている。代表作に国宝指定の元応二年紀の薙刀と元亨二年紀の太刀があり,丁字乱れに互の目を交えた華やかな刃文に特徴を示している。
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