商品番号 | NO.K00153 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 長野県 |
鑑定書 | 保存刀剣 NBTHK Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 |
国 | 信濃国(長野県) |
時代 | 江戸時代末期 |
刃長 | 69.9cm (2尺3寸1分) |
反り | 1.9cm |
元幅 | 3.0cm |
先幅 | 2.2cm |
元重 | 0.7cm |
先重 | 0.53cm |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅やや広く、反りつき、中鋒延びる。 |
鍛 | 板目つみ、地沸よくつき、地景細かに入る。 |
刃文 | のたれ調、互の目交じり、小沸つき、砂流し・金筋入り、匂口明るい。 |
帽子 | 直ぐ小丸に先掃きかける。 |
彫 | 表裏棒樋を掻き流す。 |
茎 | 生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目浅い勝手下り、目釘孔二。 |
附属品 | 白鞘・金着二重ハバキ |
詳細説明 | 山浦真雄は、本名を山浦昇といい、文化元年、信州赤岩村(現長野県小県郡滋野村)に生まれた。文政十二年に弟、源清麿と共に上田藩工河村寿隆に学び、完利、寿昌などと銘し、のち正雄、真雄となり、さらに晩年には寿長と改銘して明治七年、七十一歳で歿している。彼は、寿昌時代には「天然子」の号を、一番長い真雄時代には「遊射軒」・「遊雲斎」などの号を用いている。作風は源清麿と同じく、寿隆風の丁子に始まって相州伝に転じている。本作は刃中よく沸づいて、金筋・砂流しの働きも見事である。 |