脇指 笠間一貫斎繁継彫同作
昭和十二年八月日
Wakizashi(Kasama Ikkansai Shigetsugu)
商品番号 | No,K00220 | 価格 | 1,000,000円(税込) |
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登録証 | 東京都昭和四十二年 | ||
鑑定書 | 特別保存刀剣 NBTHK TokubetsuHozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 | ||
国 | 東京都 | ||
時代 | 現代-昭和12年 | ||
刃長 | 1尺1寸5分5厘(35cm) | ||
反り | 0.3cm | ||
元幅 | 3.0cm | ||
元重 | 0.5cm | ||
形状 | 平造、三ツ棟、寸延びて、重ね薄く、浅く反りつく。 | ||
鍛 | 小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、かね明るく冴える。 | ||
刃文 | 直刃基調に互の目頭揃えとなり、厚く沸づき、足長く入る。 | ||
帽子 | のたれ込み、小丸に返る。 | ||
彫 | 表:腰元に大黒天を彫り、その上に昇運の文字を陰刻する。裏:腰元に恵比寿様を彫る | ||
茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一 | ||
附属品 | 白鞘・金着一重ハバキ | ||
詳細説明 | 笠間一貫斎繁継刀匠は、本名を笠間義一。明治十九年(1886年)静岡に生まれる。伯父にあたる宮口一貫斎繁寿、のちに森岡正吉門となる。明治三十六年(1903年)上京。東京赤坂にあった栗原彦三郎の日本刀伝習所の初期の師範を務めた後、昭和10年(1935)には頭山邸内常盤松刀剣研究所で鍛刀し、主任刀匠となった。宮内省御刀係を拝命し、日本東部鍛練刀工業組合副理事長、東京赤坂日本刀伝習所師範、帝展最優位入選。数々の献上刀を作成した。昭和40年(1965)80歳にて没する。日本刀鍛法の復旧伝承に務め、繁継の女婿となった塚本起正、人間国宝となった宮入昭平等の師としても知られる現代の名工の一人である。本作は大黒天と恵比寿様の彫物が施され、昇運の文字が陰刻されているなどとても縁起の良い脇指となっている。 頭山満(1855~1944)は福岡藩出身。自由民権運動から出発、政治結社「玄洋社」を創設した人物である。 |
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