商品番号 | No,K00237 | 価格 | 1,100,000円(税込) |
登録証 | 東京都昭和36年4月6日交付 |
鑑定書 | (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper |
国 | 大和国 |
時代 | 鎌倉時代末期 |
刃長 | 69.5cm(2尺2寸9分) |
反り | 1.4cm |
元幅 | 2.8cm |
先幅 | 1.7cm |
元重 | 0.6cm |
先重 | 0.3cm |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅尋常、鎬幅広め、鎬高く、反り浅めにつき、中鋒。 |
鍛 | 小板目肌、処々刃寄り流れて柾がかり、地沸つく。 |
刃文 | 直刃基調にのたれ交え、処々喰違刃・ほつれとなり、金筋・砂流しかかり、小沸つき、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 表裏直ぐに小丸に返る。 |
茎 | 大磨上、先切、鑢目切、目孔一。 |
附属品 | 白鞘(薫山先生鞘書有)・金着二重鎺。 |
詳細説明 | 大和手掻派は東大寺の西の正門の外辺に居住した一派で、鎌倉時代後期の包永を祖として大和五派の中では最も栄えた。初代包清は、一説に二代包永の子と伝え、嘉暦四年紀の短刀が現存する。本作は身幅広めで、鎬筋の高い造込みを呈しており、鍛えは地沸が厚くつき、地景がよく入り、刃文は直刃に喰違刃・ほつれが交じり、匂口が明るく冴えるなど同派の特徴をよく示した優品である。 |