| 商品番号 | NO.K00194 | 価格 | 1,300,000円 |
| 登録証 | 奈良県 |
| 鑑定書 | (公財)日本美術刀剣保存協会認定 無監査 |
| 国 | 奈良県 |
| 時代 | 現代(平成元年作) |
| 刃長 | 21.6cm (7寸1分) |
| 反り | なし |
| 元幅 | 2.1cm |
| 元重 | 0.5cm |
| 形状 | 平造、庵棟、身幅厚く、無反りとなる。 |
| 鍛 | 綾杉肌、地沸よくつく。 |
| 刃文 | のたれ調に直刃を焼き、刃肌に絡んで打ちのでけなど交え、小沸つき、匂口明るく冴える。 |
| 帽子 | 直ぐに小丸に返る。 |
| 彫 | 表裏ともに棒櫃を丸留にする。 |
| 茎 | 生ぶ、先僅に僅かに刃上がり栗尻、鑢目化粧に勝手下がり、目釘孔一。 |
| 附属品 | 共箱(月山貞利箱書有)・黒漆塗鞘合口短刀拵・金色一重ハバキ |
| 詳細説明 | 月山貞利は人間国宝 月山貞一の三男として生まれる。大阪工業大学建築学科を卒業後、師である父貞一のもと、鍛刀の技を磨く。新作刀展覧会において幾多の特賞を受賞し、昭和50年に無監査に認定され、平成15年には奈良県無形文化財保持者に認定される。作風は月山一門伝統の綾杉伝を得意とし、そのほか相州伝や備前伝があり、刀身彫も得意としている。本作は月山一門伝統の綾杉肌となり、のたれ調の直刃は明るく冴えている。月山貞利の箱書がある共箱と黒漆塗鞘合口短刀拵も附帯する。次期人間国宝候補との呼び声高い、月山貞俊刀匠の技量の高さと出来栄えを示している。 |