商品番号 | NO.K00118 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 大阪府 平成5年1月28日 |
鑑定書 | 第47回重要刀剣 NBTHK No,47Jyuyo Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 第47回重要刀剣指定書 |
国 | 山城国-京都府 |
時代 | 南北朝時代 |
刃長 | 28.8cm (9寸5分) |
反り | 0.2cm |
元幅 | 2.75cm |
形状 | 平造、三ツ棟、寸延びて、重ね薄く、浅く反りつく。 |
鍛 | 板目に流れ肌交じり、肌立ちごころとなり、地沸つき、地景入る。 |
刃文 | 焼幅広く、のたれを主調に互の目・尖りごころの刃など交じり、刃沸強く、焼頭総じて沸崩れ、金筋・砂流し頻りにかかり、湯走り・飛焼入り、特に上半目立ち、帽子の返りより繋がる棟焼と相俟って皆焼状を呈す。 |
帽子 | 浅く乱れ込み、大丸風となり、先掃きかけ、返りを長く焼き下げて棟焼に繋がる。 |
彫 | 表に梵字とその下に梵字らしき彫の痕跡があり、裏に護摩箸を掻き流す。 |
茎 | 表に梵字とその下に梵字らしき彫の痕跡があり、裏に護摩箸を掻き流す。 |
附属品 | 白鞘・黒漆塗千段刻鞘短刀拵・金着二重ハバキ |
詳細説明 | 長谷部国重は南北朝期を代表する山城国の名工として知られ、正宗十哲の一人と伝えられています。作風は前時代までの京物とは趣を異にし、相州風の皆焼や大乱れの刃文を焼き、同時代の相州鍛冶、広光・秋広に似通ったものですが、長谷部派は板目鍛えが刃寄り、棟寄りは柾がかって流れ、刃中に砂流しが目立つものです。 |