商品番号 | NO.K00180 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 大阪府 昭和34年 |
鑑定書 | 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
国 | 美濃国(岐阜県) |
時代 | 室町時代後期 |
刃長 | 54.1cm (1尺7寸8分) |
反り | 1.6cm |
元幅 | 2.8cm |
先幅 | 2.1cm |
元重 | 0.7cm |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り浅くつき、中鋒。 |
鍛 | 板目、流れ肌交じり、地沸厚くつき、地景よく入り、白けごころ。 |
刃文 | 焼き高く、互の目丁子に互の目・丁子など交え、小沸つく。 |
帽子 | 乱れ込み、小丸に返る。 |
彫 | 二筋樋を丸留め。 |
茎 | 磨上、先切り、鑢目勝手下がり、目釘孔一。 |
附属品 | 茶石目艶塗脇指拵・白鞘・金着二重ハバキ |
詳細説明 | 兼定は、孫六兼元と並ぶ室町時代後期の美濃鍛冶の代表工である。兼定には「定」の字のウ冠の中を「之」にきるノサダと、「疋」にきるヒキサダとがあり、特にノサダは技量が高く、永正・大永年間に活躍している。この刀は頭の丸い互の目・小のたれ・互の目丁子などを交えた変化のある刃文で非常に出来が良く、地刃共に健全で優品である。「濃州関住兼定作」と銘を切り「歌仙兼定」と同じところも好ましい。付帯する拵えは桃山様式を取り入れた時代拵で美濃金工で統一された金具は細部まで拘ったものとなっている。 |