商品詳細

刀 銘 (菊水紋)湊川神社正直
    昭和十八年三月日
 Kikusuito(Minatogawa-Masanao)

商品番号NO.K00126価格参考品
登録証滋賀県 昭和62年
鑑定書保存刀剣 NBTHK Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書
兵庫県
時代現代ー昭和
刃長64.3cm (2尺1寸2分)
反り1.8cm
元幅2.7cm
先幅1.7㎝
元重0.78cm 
形状鎬造、庵棟、身幅ほぼ尋常、中鋒
鎬造、庵棟、身幅ほぼ尋常、中鋒
刃文のたれ調に小互の目、小のたれ交え、匂勝ち小沸つく。
帽子直ぐに小丸に返る。
生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目切、目釘孔一
附属品白鞘・菊水紋入り銅一重ハバキ
詳細説明正直は森脇守光の門弟で、岡田正直という。鍛錬会(靖国神社)で修行した日立金属(株)安来工場の村上道政(銘:正忠)・ 森脇要(銘:森光)の両氏は、昭和15年、湊川神社の御用刀匠となり海軍士官用軍刀を作刀した。此処で作刀された刀のハバキと茎には菊水紋が彫られ、「菊水刀」と呼ばれた。中国・南陽の甘谷の流水が、菊の滋液を含んだ長寿の妙薬との故事から案出された菊花と流水を組み合わせた図案。南北朝時代、楠木正成は建武の功によって菊紋を下賜されたが、畏れ多いとして下半分を水に流した菊水紋を家紋とした。後醍醐帝に忠誠して湊川の戦いで自決した正成は、その死後、南朝が正当化されるに及び「大楠公」として忠臣の鑑となった。これが湊川神社の創建に繋がる。大東亜戦では、天皇と国家への忠誠の証しとして特攻機や特攻艦艇にこの菊水紋が描かれた。「菊水紋」は忠誠心の象徴だった。
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