商品番号 | No,K00253 | 価格 | どうぞお問合せください。 |
登録証 | 三重県昭和40年1月12日交付 |
鑑定書 | 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
国 | 美濃国 |
時代 | 室町時代 |
刃長 | 69.7cm(2尺3寸) |
反り | 1.8cm |
元幅 | 2.8cm |
元重 | 0.7cm |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り高くつき、中鋒 |
鍛 | 板目に杢・流れ柾が交じり、肌立ちごごろとなり、地沸細かにつく。 |
刃文 | 高さの違う大小の互の目と尖り刃を交えて蜜に連れ、三本杉を呈し、匂勝ち小沸つく。 |
帽子 | 乱れ込み、先掃きかけ、小丸に返る。 |
茎 | 磨上、先切り、鑢目切、目釘孔四。 |
附属品 | 白鞘・金着一重鎺・黒漆渦巻塗鞘打刀拵 |
詳細説明 | 兼元は室町時代後期の美濃鍛治の代表格である。兼元は同名が相次いでいるが、最も技量的にすぐれているのは二代で、世上この兼元を指して「孫六兼元」と呼称し賞翫している。兼元は三本杉と称される尖り互の目の連れた刃文を得意として焼いている。本作は高さの違う大小の互の目と尖り刃を交えて蜜に連れ、三本杉を呈し、匂勝ち小沸つくなど孫六兼元の作風をよく表している。加えて銘字も標本的な傑作である。 |