商品番号 | NO.K0101 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 大阪府 S57.1.25 |
鑑定書 | 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
国 | 武蔵国 |
時代 | 江戸時代後期 |
刃長 | 34.1cm(1尺1寸2分5厘) |
反り | 0.4cm |
元幅 | 2.82cm |
元重 | 0.7cm |
形状 | 菖蒲造、庵棟、身幅尋常、重ね厚い。 |
鍛 | 小板目肌に処々柾がかり、地沸厚くつく。 |
刃文 | 互の目・丁子など交え、大きく乱れ、足、金筋、砂流し入り、匂深く地沸厚くつき、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 直ぐに尖りごころとなり、先掃きかけ、深く返る。 |
彫 | 表・草の倶利伽羅に蓮台、裏・梵字に腰樋を丸止め。 |
茎 | 生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一 |
附属品 | 白鞘・赤茶色漆変わり塗鞘脇指拵・金着二重ハバキ |
詳細説明 | 源正雄は幕末の名工源清麿の門人で鈴木次郎といい、江戸下谷御徒町に居住したと伝える。また、安政6年に北海道函館に出向き、現地の砂鉄を以って鍛刀した「安政六年於蝦夷函館」という作品が現存しています。この脇指は、小板目鍛えに地沸細かにつき、刃文は互の目乱れに丁子ごころの刃交じり、足よく入り、匂深く小沸よくつき、細かな砂流し・金筋入るなど、本工の特色を存分に示した作品です。 |