ギャラリー
太刀 銘 越後国義光作
昭和六十一年二月吉日
(附)黒漆塗鞘合口打刀拵(上杉拵)
Tachi(Ono-Yoshimitsu)
商品番号 | NO.K0099 | 価格 | 参考品 |
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登録証 | 東京都 昭和61年6月12日交付 | ||
鑑定書 | 無監査 | ||
国 | 新潟県 | ||
時代 | 現代ー昭和 | ||
刃長 | 78.1cm (2尺5寸7分7厘) | ||
反り | 3.2cm | ||
元幅 | 3.4cm | ||
先幅 | 2.5㎝ | ||
元重 | 0.8cm | ||
形状 | 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚い。 | ||
鍛 | 小板目肌に杢交じり、地沸つく。 | ||
刃文 | 大丁字、小丁字など交え、総体に重花丁子となり、鎬にかかるほど焼き高く華やかに乱れ、足・葉よく入り、匂い本位にわずかに小沸付き、小さく金筋入り、砂流しかかる。 | ||
帽子 | 乱れ込み、小丸に返る。 | ||
彫 | 表・裏・棒樋を掻き流す。 | ||
茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一 | ||
附属品 | 白鞘・黒漆塗鞘合口打刀拵(上杉拵)・上杉ハバキ | ||
詳細説明 | 大野義光刀匠は、現代刀工の中でも屈指の技量と人気を誇る刀工の一人です。 昭和23年10月16日に新潟県西蒲原郡に生まれ、本名を吉川三男という。日本大学農獣医学部に入学し、学生時代より日本刀に興味を持ち、昭和44年に、吉原義人・吉原荘二刀匠らの鍛錬所で日本刀の製作の道に入る。昭和51年、新潟県黒崎町に鍛錬所を設けて独立する。昭和57年より62年まで、高松宮賞、文化庁長官賞の特賞を6回連続受賞し、昭和59年には伊勢神宮第61回式年遷宮の御神刀を制作する。昭和62年に無鑑査認定となる。 本作は、姿は身幅広く、重ね厚め、元先の幅差がさまでつかず、反りつき、中鋒が延びたといったいわゆる太刀姿ではなく、打刀の姿となっている。よって、太刀姿よりも身幅が広めで、そこに、大野義光刀匠が得意とする備前一文字の鮮やかな丁子刃「大野丁子」を焼く。附帯する打刀拵は白鞘師・廣井章久氏が手掛けた「上杉拵」写しである。 |
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