商品番号 | No,K00231 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 高知県昭和43年2月3日交付 |
鑑定書 | (公益)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper |
国 | 武蔵国-江戸 |
時代 | 江戸時代末期 |
刃長 | 71.0cm(2尺3寸4分) |
反り | 0.9cm |
元幅 | 3.1cm |
先幅 | 2.2cm |
元重 | 0.8cm |
先重 | 0.4cm |
形状 | 鎬造、庵棟、元先の幅差つき、反り浅く、中鋒。 |
鍛 | 小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、かね明るく冴える。 |
刃文 | 直刃を焼き、処々食違刃となり、小沸つき、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 直ぐ小丸に返り、先掃きかける。 |
彫 | 表:腰元に櫃の中に倶利伽羅 裏:腰元に三鈷柄剣 |
茎 | 生ぶ、先刃上がり栗尻、化粧鑢風に大筋違、目釘孔一 |
附属品 | 白鞘・金着二重鎺 |
詳細説明 | 水心子正秀は、寛延三年出羽国(山形県)羽川赤湯で生まれ、下原吉英の門に学び、宅英と銘すといい、のち英国ときり安永三年館林藩秋元家の臣となって、銘を川部儀八郎正秀と改め水心子と号した。作刀は安永末年から文政の中頃までほぼ五十年に及び、初期の天明・寛政・享和の頃は、大阪新刀を理想として助広風の濤瀾乱れあるいは真改風の直刃調の刃文を焼き、稀に一竿子風のものなどがある。本作は直刃を焼き、処々食違刃となり、小沸つき、匂口明るく冴えるなど大和伝となり、昭和刀剣名物帳 村上孝介著に所載されていて”甲戌正秀”と号がついている。 |