商品番号 | NO.K00135 | 価格 | 参考品 |
登録証 | 新潟県 平成10年 |
鑑定書 | 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
国 | 新潟県 |
時代 | 現代 |
刃長 | 37.1cm (1尺2寸2分) |
反り | 0.3cm |
元幅 | 2.9cm |
元重 | 0.6cm |
形状 | 平造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、寸延び。 |
鍛 | 板目に杢が交じり、地沸が厚くつき、地景の頻りに入る。 |
刃文 | のたれ刃、互の目乱れとなり、砂流し頻りに入る。 |
帽子 | のたれ込み、先小丸に長く返り、掃きかける。 |
茎 | 生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一 |
附属品 | 白鞘・金着二重ハバキ・天田先生直筆色紙・佐野ゆかりの刀剣展図録 |
詳細説明 | 現代刀匠の最高位、重要無形文化財(人間国宝)天田昭次刀匠の作品。 天田昭次(本名 天田誠一)は昭和2年8月4日天田貞吉の長男として本田村本田 ( 現・新発田市 ) に生まれ。日本刀鍛錬伝習所に入門、鍛刀の技術を学んで若くから頭角を表し、新作名刀展に於いて3度正宗賞を受賞(昭和52年,60年,平成8年)、伊勢神宮式年遷宮神宝太刀の製作者にも選ばれ、平成9年重要無形文化財保持者 (人間国宝) に認定されている。平成25年6月26日死去。 天田昭次は作刀の素材を自家製鉄で賄っている希有な刀工で、砂鉄を吟味し、鍛錬法を工夫し、得られた鉄を鍛えた結果として、これまでに山城伝、相州伝、備前伝といった様々な作風を会得、数々の名作を残している。本作はで2008年栃木県佐野市にある佐野市郷土博物館開館25周年記念 佐野ゆかりの刀剣展に展示された刀で相州伝を見事に再現した優品である。 |