2022年大刀剣市カタログ掲載商品 短刀 備州長船住兼光 貞和三年十一月日 (附)黒呂漆塗鞘合口拵 Tanto(BisyuOsahune-Kanemitsu) |
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詳細説明 兼光は、景光に続く長船派の嫡流である。現存する年紀作は鎌倉時代末期の元亨元年から南北朝期の貞治に及ぶ。本工の作域は直刃の出来、片落ち風の互の目を焼いた出来などがある。本作は粟田口派風の直刃を焼き、匂口明るく、土屋押形所載で藩政時代は鳥取藩米子荒尾家伝来の一振である。 |
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第20回重要刀剣 NBTHK No,20 Jyuyo Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣指定書 |
NO.K00211 | |||
刃長:27.4cm (9寸0分4厘) 反り:0.1cm 元幅:2.35cm 元重:0.5cm |
参考品 | |||
国:備前国 時代:南北朝時代 |
登録証 | |||
岐阜県 | ||||
形状:平造、三ツ棟、反り僅かにつき、尋常の短刀である。 鍛:板目肌立ちごころに、地沸つき、映り立つ. 刃文:直刃調に僅かに浅くのたれ、小足入り、小沸つき、金筋かかる。 帽子:直ぐに小丸。 彫:表に護摩箸、裏に腰樋に添樋を掻き流す。 茎:生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一 |
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付属品:黒呂塗鞘合口拵・金二重ハバキ |
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