商品詳細

号 舞草丸
刀 無銘 舞草
(附)変わり塗鞘大太刀拵
 Katana(Mokusa)

商品番号NO.K00175価格参考品
登録証福島県 昭和27年 令和2年再交付
鑑定書特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書
陸奥国(岩手県)
時代鎌倉時代
刃長76.2cm (2尺5寸1分)
反り2.42cm
元幅2.3cm
先幅3.1cm
元重0.5cm
先重0.73cm
形状鋒造、庵棟、身幅広く、反り深くつき、ズッシリ重い。
板目肌流れて柾がかり、肌立ちごころとなり地沸つく。
刃文細直刃調に湾れごころがあり、互の目・小乱交じり、処々刃しみごころとなり、小沸つく。
帽子直ぐ小丸に僅かに返る。
磨上、先切り、鑢目鏟鋤、目釘孔三。
附属品白鞘・変わり塗鞘大太刀拵・金着二重ハバキ
詳細説明舞草鍛冶は、奥州陸奥国東盤井郡舞草村(現岩手県一関市舞草)に居住した刀工郡である。鎌倉期の古伝書「観智院本銘尽」には舞草一派は平安時代から活躍が伺えるが、平安期の舞草刀で在銘の作品は現在確認されておらず、鎌倉時代と鑑せられる在銘作が残るのみである。舞草の在銘はほとんどなく、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が指定する重要刀剣でも在銘1振、無銘極め1振のみで、保存刀剣・特別保存刀剣に関しても無銘極めで僅かに極められている。本作は、無銘ながらも舞草一派の特徴である。板目肌が肌立った流れ中直刃が総体に小沸がついて、しかも匂口が沈みごころとなるなど有名作に類似している。舞草の刀は非常に貴重で滅多に出ない一振である。棟の切り込みが歴史を物語っている。
photo_01 photo_02 photo_03 photo_04 photo_05 photo_06

商品カテゴリ