ギャラリー
土佐山内家伝来
黒漆研出鮫鞘肥後打刀拵
(附)中身 刀 備前国住長船彦兵衛尉祐定作
永正十五年二月日
Koshirae(Higo-Koshirae)
商品番号 | NO.C01141 | 価格 | 参考品 |
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鑑定書 | 拵:第49回重要刀装 NBTHK No,49 Juyo Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装指定書 刀:特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 | ||
国 | 刀 :備前国 | ||
時代 | 拵:江戸時代中期 刀:室町時代末期 | ||
附属品 | 刀 備前国住長船彦兵衛尉祐定作 永正十五年二月日・金二重ハバキ | ||
各サイズ | <拵> 総長:96.8cm 総反り:4.0cm 柄長さ:22.6cm 柄反り:0.4cm 鞘長さ:74.0cm 鞘反り:2.4cm <刀> 刃長:68.5cm (2尺2寸6分強) 反り:2.0cm 元幅:2.85cm 先幅:1.9cm 元重:0.79cm 先重:0.5cm |
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特徴 | <拵> 品質形状:柄 黒漆鮫着、青純色漆革双捻菱巻。縁 墨色皺革包蟻腰、無銘。頭 朧銀地、波山道、鑢下彫、黒漆、小縁とる。目貫 枝栗図、金地、容彫。鐔 二ツ木瓜形、鉄地、左右海鼠大透、打返耳小縁立つ、無櫃孔、無銘。馬針 鉄地、桐図、鋤出彫、金布目象嵌、無銘。鞘 黒漆研出鮫。角所(口・栗形・返り角)黒漆塗角。裏瓦 茶漆塗角。鐺 鉄泥摺。切羽 四分一地金着二枚。下緒 茶燻革。 <刀> 形状:鎬造、庵棟、身幅尋常、重ね厚め、反りつき、中鋒。 鍛:小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、淡く白け映りに立ち、かね明るく冴える。 刃文:直刃基調に小互の目交じり、小足・葉よく入り、上半湯走り風の飛焼交え、匂勝小沸出来、匂口締まり明るく冴える。 帽子:直ぐに小丸返る。 茎:生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。 |
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詳細説明 | 肥後拵は文武両道に秀で、千利休の高弟として茶道にも造詣が深かった肥後国熊本藩主細川三斎忠興の指導によって大成したもので、その見どころは華美と濃厚を避け、地味な中にいかにも垢ぬけした雅味を求めたところにある。本作は、土佐山内家伝来であり、鐔に武蔵鐔と称呼される左右海鼠大透の二ツ木瓜形の鐔をあしらった細川流茶道の「わびの美」をあらわした渋い肥後打刀拵である。中身は長船与三左衛門尉祐定の父で末備前の代表工とも言える長船彦兵衛尉祐定 永正十七年紀の刀が附帯している。 |
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